Winterhell

ゲームオブスローンズS8の公開までに、S1から復習して暇をつぶす人のブログ

S1-01 冬来たる

原題:Winter is coming

※S7までのネタバレを含みます※

 

S7の最終話まで全部見てからこのS1-1を見ると、読み取れる情報の多いこと多いこと。

 

 

まず、冒頭の3人のナイツウォッチのシーンは今見返すと違和感しかない。

 

ホワイトウォーカーには、知能が高そうな白っぽい奴らと知能が低そうな黒っぽい奴らが居るけど、このシーンの野人の殺され方を見ると、この時のホワイトウォーカー達にはある程度の知能が感じられる。図形を描くように肢体が置かれていて、罠なのか、メッセージなのかわからないが、何かしら伝えようという意思がありそう。

 

また、ナイツウォッチの2人目が殺された時、ホワイトウォーカーが残るナイツウォッチ(処刑された奴)に向かってその頭部を投げつけているところから、彼の存在を認識していたこともわかる。

 

認識していて、なんで殺さずに逃した?

わざと北部に警告させた?

ってか野人で魔法陣描く必要あった?

 

謎だらけだけど、とにかくあの冒頭のホワイトウォーカーたちにはある程度知能がありそうだった。(「導入をセンセーショナルにしたい」というただの制作陣の頑張りの可能性もある)

 

 

 

 

冒頭はさて置き、本編はウィンターフェルから始まる。

 

今よりだいぶ顔がヌルっとしてるジョン。

弓があまり上手くいかないブランに対して、

「お父さんが見てるから(練習)続けな、あと”君の”お母さんも見てるよ」と声をかけるところから始まる。

 

キャトリンは、ブランのお母さんであって、ジョンのお母さんではないことを意味する、可哀想なセリフ。

 

その後ずっとキャトリンに対して「下がり眉」でこの関係性を表現しつづけるジョン(キットハリントン)ヤバい。

 

まあ、S7まで見たこちらから言わせてもらうと、残念ながらエダードも君のお父さんではないよ!という気持ちですがね。

 

正しくはアンクルエダードだった。

自分の実の母親の兄弟であり、実の父親一族をほぼ皆殺しにする為に戦った人物を、父と慕って育ったという。複雑だなぁ。

 

そんな感じで、スターク家の人たちのキャラに注目すると、アリアは最初から武術に長けていて、ブランは「見る」ことに長けている。エダードは重要なことを語らなさすぎるし、キャトリンは常にネガティブでカリカリしてるし、サンサはおバカで、ロブは存在感が無さすぎる。

全員S1-1でだいぶ描かれていたんだな!そのままじゃねえか!!ということに気がついた。(リコンごめん)

 

シオンは誰にも好かれてないし、ティリオンは常に誰の味方かわからないし、アンクルベンジェンはジョンを助けに来るし...(2回目なのに本当にリコンを見つけられなかったごめん)

 

最も変わったのはデナーリスとジェイミーかな?

 

S7のデナーリスはあんなうっすい布の服頼まれても着ないだろうし、S7のジェイミーは塔からブランを突き落とさない気がする。

 

でも多分サーセイは、ジェイミーが自分達のためにブランを突き落とすような人間だから愛してる(た)気がする。

 

デナーリスとジェイミーの性格の変化に注目して見ていこうかしら?

 

あ、あと「処刑を言い渡した者自ら剣を振るわなければならない」というエダードのセリフも注目してる。そう言って自分は近い未来に処刑人に首切られるんだから切ないよね。